飛蚊症を気にしない(慣れる)方法(159)
検査入院で大学病院に入院した叔母を見舞いにいったときのこと、
最新の設備と、清潔でゴージャスな病院に圧倒されながら病室に行くと、
病室も4人部屋ながら、清潔な部屋で、通常の病院の暗い病室というイメージはなく驚きました。
幸い叔母の検査結果も、心配していた病気では無かったとのことで、
安心して世間話をしていたのですが、
病室の白い壁の前面を飛び回る、虫のようなものに気が付きました。
ただ、虫にしては違和感があったのでよく注意して見ると、
それは、虫ではなく、自分の眼球の動きに連動して動き回る黒っぽい点だということが分かりました。
ただし、叔母に心配させるといけないので、その場では何も言わず、
後日眼科にいって目の検査をうけました。
その結果は、生理的飛蚊症と診断され、
老化の一種なので、心配は不要とのことでした。
ただし、黒い点については慣れるしか方法が無いと言われ、
とくに何も処置して貰えませんでした。
飛蚊症の黒い点は、目薬とかで簡単に散らせるようなものでは無いようで、
検索して調べると、黒い点に馴れずに困ってる人の書き込みも多いようなので、
皆さんどうやって飛蚊症に慣れたのか、体験者のクチコミを集めてみました。
・「最初はずっと見えていて、それはもう気になって気になって・・・。でも、今では全く気になりません。」
・「私も白い壁紙が模様入りに見えて辛かったです。でも慣れました。時間が解決してくれますよ。」
・「高校時代に自転車に乗っていたら、顔の周囲を虫が飛びまわっていて・・・これが飛蚊症の始まりでした。
眼科に行ったら、治りませんよ、治療もありませんよ、と言われましたがいつの間にか治っていました。」
飛蚊症の大半を占める生理的飛蚊症は、
加齢などの生理的変化が原因で発症するもので、
網膜裂孔や網膜剥離などの深刻な眼病が原因ではなく、
それ程心配する必要はありませんが、問題なのは、
いまだに症状を改善する治療方法が確立されていないことです。
眼科を受診しても、お医者さんからは、
「気にしないように。」とか、「すぐに慣れます。」
としか指導されないことが殆どなので、途方にくれてしまう人も少なくありません。
(筆者もその中の一人でしたが・・・)
とくに最近は、若い人で飛蚊症を発症するケースが増えていますが、
「今後一生この症状と付き合っていかなくてはいけないのか?」
と考えると、次第に精神的に落ち込んでしまうこともあるようです。
この記事では、生理的飛蚊症と診断された皆さんは、一体どのようにして、
飛蚊症と付き合っていってるのでしょうか。調べてみました。
(参考)ちなみに、筆者の場合は、結果的には慣れましたが、
慣れるまでは、茶色い色付きのPCメガネを普段も愛用することで、
少しは症状をスルーできるようになったと思います。