飛蚊症を気にしない(慣れる)方法(160)
ふとした拍子に、顔の前方や視界の隅を、まるで虫が飛ぶように動き回る黒っぽい(もしくは半透明)の物体に気づき、
慌てて眼科を受診して、眼の検査を受けた経験を持つ人って、意外に少なくないような気がします。
(私の周囲を見回しても、同じような体験をした友人が数人います。)
検査を受けた結果、ほとんどの人間は「生理的飛蚊症」と診断されて、
目や視力自体には、とくに心配無いと言われ、ホッとたのもつかの間、
黒っぽい(もしくは半透明)の物体については、
効果的な治療法がないことを医者から告げられ、唖然としてしまう人も少なくないと思います。
医者からは「老化現症なので、すぐに慣れます。」と説明されるだけ・・・。
そんな生理的飛蚊症ですが、皆さんはどのようにして邪魔な黒っぽい(もしくは半透明)の物体と
付き合ってるのでしょうか?興味があるので調べてみました。
・「突然、大きい飛蚊症が見えるようになり眼科に行きました。人と激しくぶつかった後で、ちょっと心配だったのですが、
加齢による飛蚊症、といわれました。いまだに慣れないですが、しょうがないとあきらめてます。」
・「私は、子どもの頃から飛蚊症で、50歳半ばから症状がぐっと進みました。
趣味の水泳用のゴーグルを着用すると、症状が強調されてがっかりするけれど、しかたがないと思って付き合っています。」
・「中学生のころから、約20年飛蚊症と共に成長して仲良く共存してきましたが、数年前にこの症状が飛蚊症なるものと知りました・・・。」
飛蚊症の大半を占める生理的飛蚊症は、
加齢などの生理的変化が原因で発症するもので、
網膜裂孔や網膜剥離などの深刻な眼病が原因ではなく、
それ程心配する必要はありませんが、問題なのは、
いまだに症状を改善する治療方法が確立されていないことです。
眼科を受診しても、お医者さんからは、
「気にしないように。」とか、「すぐに慣れます。」
としか指導されないことが殆どなので、途方にくれてしまう人も少なくありません。
(筆者もその中の一人でしたが・・・)
とくに最近は、若い人で飛蚊症を発症するケースが増えていますが、
「今後一生この症状と付き合っていかなくてはいけないのか?」
と考えると、次第に精神的に落ち込んでしまうこともあるようです。
この記事では、生理的飛蚊症と診断された皆さんは、一体どのようにして、
飛蚊症と付き合っていってるのでしょうか。調べてみました。
(参考)ちなみに、筆者の場合は、結果的には慣れましたが、
慣れるまでは、茶色い色付きのPCメガネを普段も愛用することで、
少しは症状をスルーできるようになったと思います。