スマホ老眼とは(8)
前の記事「スマホ老眼とは(7)」では、
スマホ老眼の予防法として効果的な
・スマホを長時間連続で使わない
・スマホと目との距離を40cm以上離す
・目の周囲を温める
・毛様体筋を鍛える
などの対策の中から、目の周囲を温める、
という方法について解説しました。
それでは引き続き、スマホ老眼の予防対策について見ていきましょう。
■毛様体筋を鍛える(スマホ老眼の予防法)
毛様体筋(もうようたいきん)は、目の中の水晶体の厚さを調節することで、
ピントを合わせる役割を果たしています。
(参考)
毛様体筋(もうようたいきん、英: ciliary muscle)とは、
内眼筋に含まれる水晶体を調節してピントを合わせる筋肉である。
筋自体は毛様体の中にある。 動眼神経に支配される。
光を得た水晶体の厚みを変える。
(出典:Wikipedia)
逆に言えば、目の毛様体筋が衰えると、ピントを合わせにくくなって、
近くのモノが見えにくくなってきたり、視力自体が低下する、などの原因になってしまいます。
なので、毛様体筋を鍛えると、スマホ老眼の予防はもちろんですが、
視力回復のトレーニングにも繋がることになります。
なので、最近目が悪くなってきた・・・などの悩みを抱えている方にもおすすめします。
■毛様体筋のトレーニング方法(1)
1.目の前の人差し指にピントを合わせ、3秒数える
2.2~3m先の物に目線を送り、ピントを合わせ3秒数える
3.1、2を交互に10回繰り返す
あるいは、
■毛様体筋のトレーニング方法(2)
1.窓から外が見える位置に立ち、腕を伸ばした状態で手に持ったペンを3秒間、見つめる
2.その後、目のピントを外の遠景に合わせて、再び3秒間、見つめる
3.1、2を3回繰り返す
いづれの方法も、近くのモノと遠くのモノを交互に見る、
ということが、大事なポイントになっています。
これなら、お金もかかりませんし、気分転換にもなりそうですね!
スマホ老眼や視力低下が心配な方は、是非、続けて実践してみてください。