目の前を蚊が飛んでる、これって病気?
目の前をいつも蚊のような、黒い点が飛び回っていて気になって仕方がない・・・
これって何、目の病気なの?
これは、飛蚊症(ひぶんしょう)と呼ばれる症状が発症している可能性が高いです。
飛蚊症は、ほとんどのケースで心配することはありませんが、
中には、深刻な眼病の初期症状として現れていることもありますので注意が必要です。
眼科で検査することをおすすめします。
以下、飛蚊症について分かりやすく解説していきます。
・飛蚊症の症状の特徴は、目の前を飛び回っている黒い点が、
視線を上下左右に動かすと、その動きに連れて一緒に移動してきて、
目をこすっても消えず、明るい場所で白いものや青空を見た時にハッキリ見えることです。
・飛蚊症の原因は、「生理的なもの」、「老化によるもの」、「病気によるもの」などがあります。
「生理的なもの」や「老化によるもの」は、病気ではありませんので、さほど心配することはなく、
眼科病院でも「慣れるようにして下さい。」と言われるだけで治療は行われません。
問題なのは、「病気によるもの」で飛蚊症が発症しているケースです。
・病気による飛蚊症とは、「網膜剥離」や網膜剥離の原因となる「網膜裂孔」などが原因の場合です。
この場合は、すぐに眼科医の診察を受けることが重要です。
(手遅れになると失明の危険もあります。)
・まとめ
目の前を、四六時中、蚊のような、黒い点が飛び回っている
飛蚊症(ひぶんしょう)という症状を自覚したら、まづは眼科で検査を受けて下さい。
飛蚊症のほとんど場合は、心配いらないと診断されて治療はされないケースが大部分です。
なので、安心することができます。
また、仮に治療が必要と診断された場合も、検査を受けなかったら発見が遅れた可能性もありますので
検査を受ける意味があったということができると思います。